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6月定例県議会を前に、常任委員会で質問しました。

カテゴリー: 活動のなかから

 改選後初の定例会である6月県議会が、11日から始まりました。津本県議の本会議でも初質問は、17日午後の予定です。それに先立ち、常任委員会開かれました。

 6月5日には、津本県議が厚生環境委員会で質問。小杉町から射水市の議員となって、地方議員歴30年の津本さんです。新人県議であっても、議員としてはベテランです。安心して聞くことができました。取り上げたテーマは、子どもの医療費の窓口無料制度についてです。どこの自治体にある病院を受診しても窓口無料となるよう、現物給付方式に対する県のイニシアチブを求めました。今年4月から医療費請求情報であるレセプトが全県共通の電子データ化されたため、実施が容易になりました。県は「全市町村の同意が得られれば実施したい」「(全自治体の同意が得られなくても)希望する自治体には、戸別に実情を聞いて考えたい」と答えました。津本県議は、精神障害者を医療費助の対象にすべきとの質問も行いました。

 ひづめ県議の質問は、6月10日の県土整備観光委員会でした。今回から、土木部、県企業局、観光交通地域振興局を担当する常任委員会に再編された委員会です。今回は、黒部川連携排砂問題と、あいの風とやま鉄道の新駅について取り上げました。

 黒部川上流には、全国初の排砂式ダムである関西電力の出し平ダムと、国土交通省の宇奈月ダムがあり、2001年から連携排砂が実施されています。この間、排砂による被害がさまざまな形で深刻化しています。特に、富山湾の環境被害、海面漁業への深刻な影響が指摘されています。特に、一昨年に関電の資材が流出するトラブルがあったため排砂が実施できず、昨年は出し平ダムと宇奈月ダムからあわせて149万㎥もの排砂が実施されたのです。河川や河口に大量の土砂がたまるなど、大問題になりました。ところが、今年の排砂実施計画も、これまでとほとんど変わらない計画が示されました。地元住民の怒りの声を紹介し、排砂方法改善の提案をおこないました。

 あいの風とやま鉄道の新駅は、2年後に富山・東富山間にできる予定です。5月に開催された住民説明会で出された要望を元に、改善を要望しました。

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