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県が、新型コロナの検査・入院体制強化へ
2月25日の県議会厚生環境委員会で質問しました。

カテゴリー: 活動のなかから

津本ふみお

2月25日開かれた県議会厚生環境委員会で、おもに新型コロナ対策について質問しました。

質問では、(1)咳エチケットや手洗いを啓発するポスターをコンビニやスーパーなど人が集まる施設の入口に張り出すことの検討、(2)感染拡大に機動的に対応できるように、今から民間などに協力を求めPCR検査の確保を、(3)また同様に感染者入院病床についてもさらなる確保を、(4)介護施設などの高齢者施設での感染予防対策、また陽性反応の方が出た場合の対応に、財政支援も含め今からしっかりした備えを――と求めました。

県感染症疾病対策班長は、検査体制について「県衛生研究所で新たに1台のPCR装置を購入し強化が図るが、感染が発生し拡大した場合の検査件数の増加に備え大学などでの協力について検討していきたい」、また、感染者入院病床についても「現在22床を確保しているが、多数の患者が発生した場合においても受け入れることができるよう、感染症医療機関以外の病院との協議・調整を行うなど準備を現在進めているところ」と答えました。

この質問と県の答弁は、地元新聞が翌日の1面で大きく取り上げました。

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富山県内では3月30日に初めて感染者が出て、4月5日現在10人にまでいっきに増加、濃厚接触者も多数に上っています。検査をするにも結果が分かるまでには1日かかり、検査を受けた人もその日一日入院になるとされ、病床がネックとなって検査が進まない可能性もありました。

県ではその質問を契機に、検査体制は1日50検体、病床は109床にまで拡大してきていました。幸いにも濃厚接触者の多くは陰性の結果がすでに出ています。今から1か月前のことですが、取り上げて本当によかったと思っています。

(この記事は4月6日に書きました)

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